充実腺管がん
充実腺管がんは全体の約20%を占めます。このがんは、乳管から浸潤してできたしこりの中に詰まっているがん細胞が周囲を圧迫するように大きくなっていきます。
しこりと周りの健康な細胞との境はハッキリしていて区別が付きやすい特徴を持っていて、シコリの中心部のがんに栄養が行き渡らず、その部分が死んでしまっていることもあります。
しかし、外側のがんは活発に分裂を繰り返して大きくなっていきます。充実腺管がんの進行はそれほど早くありませんが、がん細胞が血液中に入り込みやすい、血行性転移というものをおこしやすいがんでもあります。
充実腺管がんは、乳管から浸潤してできたしこりの中に詰まっているがん細胞が周囲を圧迫するように大きくなっていく乳がんです。